UFFOが運営するフードファイター小林尊の公式blogです。
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January 30, 2007

ゴールドジム

ゴールドジムに行ってきました。

残念ながら、この日は堺部さんはいらっしゃいません。

お忙しい方なので。

でも、いろーんな心配りをして下さっていたのでした。

本当にいろーんな。

感謝感激です。

ありがとうございます、堺部さん。

2007130-1.jpg

スタッフの方もみなさん親切に対応してくださいました。

初めてなのに、とてもやり易かったなぁ。

ゴールドジムってカッコイイですよ!

マシンがズラーッと並んでいます。

質問すればスタッフの方が丁寧に対応してくださるので心配いりません。

使い方は、僕もよく知らないし(笑)

ダンベルもズラーッ。

なんと93キロ?まであります。

・・・僕には必要ないか(汗)


では、実際のトレーニングの感想もちょっと。

なんと言ってもベンチプレスが良かったです。

まずトレーナーの甲村君のセンター補助(最初にラックから外す事)が上手い!!

初めての人にしてもらうと、呼吸が合わなくてやり難いのが普通なんです。

手を離すタイミング、ポジションなど、すべて全く違和感なし。

ベンチシートの高さもバッチリ。

いつもよりしっかり踏ん張れます。

そしてシャフトも全然滑らない。

僕は極端なワイドグリップなので(ラックと手の間は1cmないかもしれません)、使用感たっぷりの、手が滑るシャフトには、いつも悩まされていました。

これだけ、手の幅が広いとバーベルを挙上している間に、腕がますます開いてしまって、力が外に逃げてちゃうんです。

ラックに戻す時も、手をラックに挟んでしまう事が多くなります。

でも、今日は力がバッチリとバーベルに伝わっているのを感じました。

怪我もなし。

今日は(たぶん)155キロまで。

初めての場所だと、どれだけの重量が扱えるかわからないので無難にストップです。

とは言っても、予定より重くしちゃっています。

それだけ、やり易かったのです。

ここでなら、パワフル・ブーたんの時に、MAX190キロが成功しそう。

もちろん、使い易いのはベンチプレスだけじゃありません。

で・す・が

ベンチプレスは真面目にオススメ!



トレーニング後にサンシャイン栄へGO。

麺屋横丁で食事する事にしました。

変な部屋発見↓
20070130-2.jpg

そろそろ辛いもの断ちです。

と言う事で、辛いラーメンとつらいラーメン。

さらに、それぞれ替え玉一杯づつ。

実は、食事の量を抑えています。

来月は撮影で渡米する予定だし、調子にのって食べるとまた筋肉が元の大きさに戻っちゃうし。

アイアンマンの撮影も無事に終わったし(笑)

ダイエットをするにしても、トレーニング後は、意識的に食べないと痩せすぎちゃいます。

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ついでにプロテイン。

レンゲですくって口に放り込みます。

もちろん未使用のレンゲですよ。

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想像通り、味噌味のスープとの相性は悪いです。

水だと良い感じ。

サラッと溶けます。

ごちそうさま。

January 28, 2007

魔法

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アメリカ人の3歳の少女が描いてくれました。

ホットドッグコンテストの時の僕なんです。

とてもよく描けているでしょ。

一生懸命書いてくれている女の子の姿が目に浮かびます。

ある時は、優しい気持ちに、またある時は頑張らなきゃっていう強い気持ちにしてくれる。

そんな不思議な力を持つ絵なのです。


これまで頂いたすべての物は、時が経つほど、僕の中での重みが増しています。

込められた気持ちというのは、より、濃縮していくのかな?

なんて感じます。


かけるも、かかるも心次第。

人の心は永遠の魔法。

January 27, 2007

幸せのちから

20070127.jpg

(注)あらすじがわかってしまう感想です↓


主人公はしがないセールスマンのクリス・ガードナー。

仕事がうまくいかず、共働きの奥さんも家を出て行ってしまい、ホームレスになってしまいます。

それでも彼の心は折れませんでした。

お金がない状態でありながら、無給の研修員の道を選びます。

その一流証券会社の厳しい審査で採用されるのは一人だけ。

たった一人の小さい息子の笑顔を守るため、幸せを掴むため、闘いに挑んでいくのです。

どんな逆境でも変わらない子供への愛、自分らしい考え方や感じ方を否定しない精神力。

子供を大切に思いながらも、子供に依存した人生に変わっていかないのが素敵でした。

この映画は、あらゆる障害も、心の潤いに変えられそうな気持ちにさせてくれます。

実話をもとにした、全財産21ドルからの父子の感動復活劇!

今日より全国ロードショーです。

みなさん、幸せな気持ちはいかが?

January 25, 2007

月刊アイアンマン

月刊アイアンマンは、ウェイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌です。

それも、このジャンルでは、それ以上がないってほど、ハードコアトレーニーも納得のすごい雑誌。

取材の依頼や、実際の撮影には、本当に恐縮してしまいます。


僕はショートスパッツとタンクトップでトレーニングする事が多いです。

もちろん今日も普段どおりの姿を!!

って思っても、なかなか軽い気持ちでそんなまねできません(汗)

そのくらいの雑誌なのです。

結局脱ぐようにお願いされてしまったんですけれど。

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(スパッツもバックパックの中に入っているけれど、それは内緒)

僕は、自分がプロの競技フードファイターだという自覚とプライドをもっている事もあって、どんな競技であっても、専門家への尊敬の念を持っています。

ボディビルダーやパワーリフターの方などを、日常に取り上げる雑誌で、簡単に脱げるはずがありません。

また、競技のために、ちょこっと筋肉を削ってしまった今、(過去の自分を絶対的な物差しにしているためから)小さくなった自分に対する抵抗感みたいのも手伝って、余計に露出度をおさえたい気持ちになるし。

そして、とどめは

この方↓

20070125-2.jpg

インタビュアーの堺部さんです。

ブログはこちら

笑っちゃうくらいデカすぎ(笑)

恐縮してTシャツを脱げないどころか、僕の方こそ堺部さんに脱いで欲しいくらい。

写真より実物の方が断然迫力あります。

110キロ以上もあるんですよ(驚)

体重100キロ以上の世界ってどんなでしょう?いつか、一度は体感してみたいとなぁと思うので、実際にみれるとうれしくなります。

堺部さんとご一緒していると、身体を発達させたい衝動にかられます。

聞けば聞くほど、見れば見るほど毒です(笑)

ウェイト一筋でも100キロなんてそうそういけるもんじゃないです。

堺部さんがマネージャーをしてらっしゃるゴールドジムに、今度お邪魔してみようかな♪

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January 16, 2007

僕からみなさんへ

カリフォルニア州の地元ラジオ局が主催した、「水の大飲み大会」に出場した28歳女性が、大会終了後に水を大量に摂取した事が原因で亡くなってしまいました。

わが子のために、賞品を勝ち取ろうと頑張った結果だったそうです。

優しいお母さんだったんだと思います。

本当にいたたまれません。

亡くなったストレンジさんのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に、心よりお悔やみを申し上げます。


断腸の思いからちょっとお話をしたいと思います。


今回の水毒症について、どれだけの人が知っていたでしょうか?

ティムは、水をたくさん飲む事による低ナトリウムの血症の危険性について、僕に相談してきた事があります。

僕は、初期の頃、この水が原因で頭が割れるほどの激痛を経験しています。

違う症状も経験しました。

胃潰瘍も苦い経験です。

それから、体について、いろいろな事をなるべく学ぶようにしています。

また、今年の7月、レッグズ達と事故の危険性について話しました。

ボブは試合と同じユニフォームを着るほど、試合に限りなく近い状況を作り出してトレーニングをします。

これは精神論的にも、技術論的にも非常に大切な事です。

安全性も高まります。

このように、アメリカでは、いつも高い緊張感をもって選手はトレーニングや試合をしています。

高いレベルでしのぎを削っているので当然かもしれません。

でも、一般の参加者の方にも同じような気持ちを持って欲しいと思います。

まず、

安全に大食いをするという考え方はない

という事を学んで下さい。

これは、基本的な心構えです。

大食いと言う表現をあえて使用したのは、競争を意味するCompetitive Eatingだけでなく、 どんなレベルにも当てはまるからです。

Competitive Eatingは危険すぎるからやめなさいと言っているわけではありません。

のんびり楽しんでばかりいられるほど、食べる競争はやさしくない面があるんだって事を忘れないで欲しいのです。

日本では、批判に対してお茶を濁して活動する傾向があり、現実を受け止めづらくなってしまうので、特に心にかけています。

勝負の世界から離れたところで、

楽しんでいます、

安全に食べています、

という雰囲気を作るだけでは、根本的な解決にはなりません。

むしろその雰囲気を作ることが危険だと考える事もあるほどです。

また、そういった世界なのだとしても、居心地の良い雰囲気だからこそ、より注意をして欲しいと思います。

自分は安全だと思っている人は、誰より危険な人です。


車を運転したら、上級者、初心者に関わらず、多くの事に注意を払わなくてはいけませんよね。

速度に関わらず、事故はおきます。

車と同様、気持ちの緩みは、Competitive Eatingでも事故を引き起こす可能性が高い事を肝に銘じて下さい。


January 15, 2007

お気に入りの場所

ここ愛犬の大好きな公園。
(以前載せた写真と同じ場所)
20070115-1.jpg

集会が開かれます。

本当は野球場なんだけれど、僕らにはドッグパーク。

この日も、最多で10匹ほどになりました。

みんなうれしそう。

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大はしゃぎで駆け回り、心成しかシッポもいつもよりフワフワ。


お疲れのご様子

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Zzzz....

January 10, 2007

心身のバランス

新年から、みなさんにたいへん温かいコメントを頂きました。

みなさんの心の広さに、甘えてばかりではいけないのですが、今は、ただただ感謝です。

長い留守、それでも応援し続けてくださるみなさんの気持ちには、応えたいという気持ちが強いです。

本当に応援してくださる方々にだけは、いつか、シークレット・フードファイトという形で、現在の力をご覧いただけたらなぁって思っています。

茶化しも、偽りもない真剣勝負のフードファイトを目の前で!!


ジムで汗を流してきました。

ウェイト・トレーニングの中で、一番好きな部位は脚です。

ヘビー・ウェイトがガツンと背中にのってくる感覚と、酸欠でフラッとしたりする感覚が好きなのです。(脚は大きな筋肉なので酸素をとても必要とします)

トレーニング中に倒れる事もあれば、吐く事もあるけれど(腹圧の関係)、したくないと思った事はありません。

受け身では、どうしても辛いと思ってしまったり、嫌々続けている事でも、自分から飛び込んで行く事で、逆に、その苦しみを楽しめたりしますよね。

自己実現の欲求が心を支えてくれている時なのかもしれません。

フードファイトに関して、僕は同じ感覚を持っています。

辛いとは感じないし、義務感も持ちません。

トレーニングによって、ストレスへの耐性が向上していているのも一つの理由かな。

逆に苦しいとう感情が鈍化してしまっているので、病気に気づくのが遅れてしまう可能性がとても高くなってしまいます。

これはアスリートの強さでもあり弱さでもあります。

不便な部分もあるけれど、甘んじて付き合っていかなくちゃいけません。

心身のバランスって難しいですよね。


January 06, 2007

ご期待に対して

昨年あたりから、日本の試合に出て欲しいというお言葉を頂く機会が増えています。

ありがとうございます。

実は日本以外でも、生で試合を観たいと思ってくださっている方々がいます。

それなのに、応える事がほとんどできていません。

昔の話ですが、TBSと契約したという噂が流れた事がありました。

契約は一切ありませんでした。

だけど、否定もしませんでした。

能力を高く評価してくれるところや、望む環境(高いレベル、競技環境が整った所、緊張感の高い厳しい雰囲気・・・)で、自分を磨こうとする行為は、非難されるような事ではないと思っているからです。

なお一層の努力をするために進んでいます。

わずかでも、歩む事。

それが道になります。

逆に、階段を降りる事に、あまりにも抵抗を感じなくなったら、競技者としては引退するべきだと考えています。

進んだ先に、応援してくださるみなさんの前で開催される試合があればいいなぁと本気で思います。

うずうずしてしまうけれど、パワーをくださるみなさんのために、その地に訪れるまでエネルギーを充電しておきますね。


実は、専属契約の話は、本当にありました。

だけど、TBSではなく、TV東京です。

テレビ東京は
「他の局に無断で出場しないように」と、僕が出場する以前から数人の選手を牽制していました。

それを無視して、自由に活動した結果、その大会の歴史から消された中嶋博文選手のような方もいます。

当時は、大食いをメインにしたテレビ番組で定期開催されているものがテレビ東京のテレビチャンピオン大食いしかなかった事情もあり、選手達は活動を自粛せざるを得ませんでした。

僕の場合は、他の選手と違い、他局に出演しないかわりに、お金を支払うと言われていたので、断りづらく、精神的に結構消耗しました(汗)


その後は自然の流れです。

トラブル→嫌気がさす→縁を切る

不器用でして(苦笑)

でも、結果的にはTBSで大きな大会が開催されて、一般層にまでフードファイトが普及していく事になります。

この新しい番組は、フードファイターのメディアへの露出を受け入れる事に対して、視聴者の心構えをつくった革新的な大会でした。
(今でも出場者や番組が絶大な恩恵を受けています)

僕も、わずか一年ちょっとでしたが、たくさんの人に活動を知って頂けて本当に良かったと思っていますよ。

一局での支配を願っていた局も、結果的に良かったと考えてくれているといいなぁと思います。

相乗効果で視聴率も上がったわけだし。
(ちなみに専属契約という考え方を、頭から批判するつもりはありません)

後にトラブルのあった番組プロデューサーから謝罪の手紙がきました。

もちろん、してはいけない行為ではあったけれど(専属契約の事ではないです)、それについて僕自身はもう気にはしていません。

出場しない理由はさっき言った通りです。

ですから、今後も出場する事はありません。

長くなってしまいましたが、これらは、僕の遠くて狭い過去の世界としてご理解くださいね。


新年を迎えました!!

新しいスタートを一緒に切れたらいいなぁって思って書きました。

今年から、もっともっと、今を一緒に楽んで頂きましょうね!

僕にとっての「過去の大会」ではなく、今を。

僕の活動は、あの時よりずっと広くて新鮮なもの。

January 04, 2007

初詣

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去年はレッグズ達と、一昨年は友達と、熱田神宮に行きました。

三重にいた時は、伊勢神宮に行きましたし、長野に住んでいた頃は、専ら善光寺でした。

そう、僕は特定の宗教観をもってるわけではありません。

でも敬虔な気持ちってどこかにもっていたいと思う。

心が清まって、そこから力が湧いてくる感じがします。

とても気持ちが良いですよね。

今年は氏神様にお参りしました。

ここもわりと有名で、三が日は結構混みます。

混雑を避けて・・・

静かーな初詣でした。


January 01, 2007

謹賀新年

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

アメリカでは、フードファイトがスポーツとして、脚光を浴びるようになってきています。

競技者達が、世の中の安易な捉え方や、メディアに流される事なく、また自在さを失う事無く、地に足をつけた活動をしてきたからだと考えています。

今年も競技フードファイターという存在についてなるべく多くの方に理解していただければと思います。

2007年、皆さんにとって幸せいっぱいの一年になりますよう心からお祈り申し上げます。

素敵なお正月をお過ごしください。