個人的には、あまり良くないかな。
日常生活に大きな支障がなくなる、というところまでは、いつかのブログでもお話したかと思います。
もっと重い症状で苦しんでいる方には、贅沢だと言われてしまいそうですね(汗)
望みが、日常生活に戻る事ではないので、今の顎の状態にはもって行き場のない思いがつのってしまい、精神的に疲れてしまいます。
顎のせいで、自分のフードファイトの肉体的な限界からは離れた所にいます。
追い込もうとすれば、先に顎が思うように動かなくなって、十分なトレーニングができず、効果のあやしいどうしようもないトレーニング。
だったら、やっぱり休もう!
そうすると気持ちも落ちちゃうんですよね。
精一杯自分を追い込む事って、やっぱり楽しいんだなぁって実感してます。
逆に、今のままだと、ずっと楽しくもないし、やりがいも感じられないままになってしまう心配も。
競技を楽しく感じられないなら迷わず引退です。
去年から、顎の治療と、引退する事になるのかな?みたいな気持ちが、心の中で揺れていました。
絶対治すぞ、でも治らなかったら・・・
日々変化する顎の具合に、気持ちも揺れて疲れてしまいした。
だから、
そろそろ無いものねだりはやめないと。
断裂したアキレス腱は、手術で縫合できても、再発する可能性は高くなると言います。
脱臼した肩も、癖になります。
あげれば、完治という言葉が適当でない怪我や病気って結構あります。
もし、こうした怪我をスポーツ中にしてしまったなら、おなじ現場での再発の危険性は、非常に高いはず。
ポイントは、日常生活では行われない動作、普段はない肉体への強いストレス
実は先日、10本だけホットドッグ(ソーセージのみ)を、なるべく試合のように急いで食べてみました。
ドクターに顎の動きをみてもらうためです。
3Dで確認した結果、顎の運動自体や、嚥下とのタイミングなど、通常の咀嚼ではありえない事をしているそうです。
なんか理屈的におかしいらしく。
国家試験なら、人間の咀嚼時の運動として、バツをつけるような動きだよ、と言われました。
少しトレーニングしようとすると、顎に不安を覚える理由がわかりました。
特異な動きによって痛めた顎は、この動きをした途端、痛める可能性が急激に上がってしまうわけです。
スポーツなのか?
という話は別にして、
少なくとも僕にとっては、やっぱり食事とは、全く違うものになっているみたいです。
一応歩行はできるようになったけれど、全力疾走はできない・・・みたいな。
食生活との違いを、こんな形で経験する事になるとは・・・(汗)
まぁ、顎関節って複雑なので、いろいろな発見もあって治療は楽しんでます。
どうしたら競技フードファイターとして活動できるのか?トップ選手として活躍できるのか?という試合のための前向きなものだし。
去年の大会前からずっとお世話になっている小川先生は、非常にお忙しく、患者さんもたくさん診られています。
中には深刻な顎関節症に悩んでいる人もいると思います。
競技のために力を貸していただいて、もったいない事です。
みなさんすみません、そのぶん頑張りますので(汗)