UFFOが運営するフードファイター小林尊の公式blogです。
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March 31, 2009

世界遺産 蘇州古典園林 

言葉がでないのです。

大陸は初めてなのですが、一番最初が蘇州でよかったと感じています。

蘇州は歴史が古く、文化的な価値の非常に高い都市です。

マルコポーロが中国を訪れてたとき、感動した都市だといわれています。

東洋のヴェネツィア(水の街なので)と表現したそうです。

こちらでは、中国の文化や伝統に感動し、本当に本当に尊敬します。

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nagura

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春を待てない景色

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夏に活気づく景色

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秋に素朴で美しい景色

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冬を冷たく美しい世界にする景色

四季を贅沢に受けとめています。

蘇州の庭園は素晴らしいです。

こうしたものを作れる、人間の感情の深さをというものをうれしく思いました。

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美人かけ 美人が体を横に倒してもたれるわけです。

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蘇州大会 

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大会でもっとも歓声が上がったのは、実は試合前。

腹筋をみせた時。

食べている姿や食べた量ではありません。

次は試合後のお腹。

そして、三番目が食べている時。

招待選手が試合でたくさん食べるのはあたり前のようです。

まだ早さの方が驚かれました。


15分~20分は、慣れていないので長く感じます。

ですが、これも楽しみの一つです。

この競争は、時間と食材の組み合わせで無限に競技種目が生まれます。

ひとつの魅力といえるかもしれません。

だから、

早さを競うのか?

量を競うのか?

という考え方は表面的なもので実際はあまり関係ないわけです。

こういうわけ方を頭の中でしてしまうことによって、自分の感じている競技への魅力が落ちる事に気づきました。

僕の気持ちの中には、本当の意味での、早さと量というわけ方や境界線は存在しないのかもしれない。

毎回全く同じ競技種目にしか参加しないのであれば話は別だけれど、とにかく世界中のいろいろな試合に参加したいと思っているから。

そして、おなじ大会にはできるけ続けて出場できるとうれしい。

そのためには、いかに早く、いかに多く食べるか、その能力をみにつけるしかないんですよね。

どんな時間制限のどんな食べ物でも、水分と食材のバランスをとって限界に挑む事になるのです。

長ければペースをおさえて食べれば良いだけだし、短ければスピードをいかして勝負する。

戦い方はかえるけれど、

結局食べた量を競うという本質がもっとも重要になってくるわけです。



どれだけ早くか?でも

どれだけ多くか?でもない。

どれだけ食べられたか?

本当のところ、スピードを競っているのか、量を競っているのかは、時間制限や食材なんかではなく、本人の能力によってきまるだけなのだから、

どちらの能力もバランスよく使う能力をもっと高めたい。

難しいけれど、それが楽しい部分でもあるわけだし、会心の出来の時はかなり気持ちいい。

なかなかそういう試合はないです。

でも、とにかく今回一番食べた僕が、ケーキの王様とサーモンの王様になったわけです。


応援ありがとうございます。

現地での応援もうれしかったです。

今年初めての試合!中国で楽しめました。

蘇州料理での対決もしてみたいです。



Naguraがさっそく上海と香港の大会に乗り気になってます。

上海ガニと香港料理につられてます。

美味しいもの食べて、良い人たちと知り合って、美しいものを見聞きしてご満悦のようです。

僕と一緒だ。

それでいい!それがいい。

試合という旅を通じて、いろいろ経験している。

人の生活にもっとも身近な食を通じた旅であり、その一部は身近なようで遠い、食の競争も含まれる旅なのです。

話題は尽きない。

March 30, 2009

寿司大会 in蘇州 結果

優勝です。

とても疲れています。

明日以降にまた詳しく。

とにかく、待ちわびているみなさんに結果だけは伝えたかったです。

もう一度。

サーモンの王様になりました。

ありがとうございます。

March 29, 2009

寿司大会 in蘇州 試合前

嫌いな物はありません。

白子さえでてこなければ。

好きでも自分の能力を十分にいかす事のできない食べ物も多くあります。

味に関する好き嫌いはほとんど問題にならないわけです。


サーモンは脂がのったもののほうが、食べやすいはずです。

20分間の試合時間は、通常より長めですが短いよりは肉体的な負担が少ないです。

試合時間が長く設定された理由もそこにあるようです。

二日連続で試合するのはラスベガスで開催されたUSオープン以来5年ぶりです。


次の更新では、良い報告をしたいと思ってます!

頑張ります。

March 28, 2009

チョコレートケーキ大会 in蘇州 結果

15分で34個のケーキを食べました。

水はペットボトルからそのまま飲むようになっていました。

これではケーキを水につけられません。

つけたところで、スポンジがほとんどないケーキなので、水を吸収して軟らかくなることもありません。

という事で、顎に気を使いながら、落ち着いて食べました。

ヘビーなケーキでしたが、危なげない食べ方にみえたんじゃないかと思います。

一応決勝進出が決定しました。


明日はサーモン。

アスタキサンチンを取り込みすぎてきます。

チョコレートケーキ大会 in蘇州 試合前

昨日は 激励会に参加しました。

決勝のお寿司のネタがなぜサーモンなのか気になっていたのですが、こちらではサーモンがポピュラーなのだそうです。

日本人がお寿司でマグロを連想するように、サーモンを連想しやすいようです。

嫌いな人が少ないネタなわけです。


今日は3時から試合が開始されます。

僕の出場する準決勝の最終組は5時過ぎ頃かな。

種目はチョコレートケーキです。

試食してみましたが、スポンジ部分がほとんどなく、つぶせばそのままチョコレート!な感じのかなりデンスなケーキです。

でも、昨年末のフルーツケーキに比べればかわいいものです。

顎に負担がかかりすぎるようなら、抑え気味にいきたいと思ってます。


今からランチミーティングに行ってきます。

僕はほとんど口にしませんが、準決勝前に、もう更新できるかわからないので、ご挨拶。

これを今年の〆の誕生日だと思って、頬張ってきます!

March 27, 2009

蘇州観光 

エンジン音がしません。

やけに静かなバイクだなぁと思っていたら、電気で走っているそう。

自転車も、電気の力で進んでいきます。

バイクにペダルがついていて、自転車のようにこいでいる人までいます。

バッテリーがなくなった場合なんでしょうか。

二人みかけました。

理由はわかりませんが、初めてみる不自然な姿に、ちょっと楽しくなりました。


こちらにある世界遺産は蘇州古典園林という庭園です。

中国の美的感覚の素晴らしさにNaguraと感動しっぱなしでした。

東・西・南・北それぞれで違った季節を楽しめるようになっていたり、壁や建物も庭園を美しくみせるためのframeのようだったり。


虎丘が蘇州で一番高い山なんだそうです。

丘という方が正しい気がするくらい小さいです。

300メートルしかありません。


ミーティングがあるので、写真を含めた続きはまたにします。

明日は準決勝。

ケーキを食べます。

今月誕生日のお祝いで、いろいろな人から何種類ものケーキをたくさんいただきました。

明日も食べすぎてきます。

蘇州から

Naguraと待ち合わせしていた場所で、全く別の女性に真正面から顔をジーとみながら近づいて、声かけまてしまいました。

目が悪いのでNaguraだと勘違いたわけです。

離れた場所で、飲むヨーグルトをドロドロと胃に流し込みながら、やけにうけてるNagura発見。


出発前の話です。


漢字の国に来ました!

入国する際、パスポートをみせたら、首を傾げられました。

写真の人と同一人物だと思えなかったようです。

老けたか・・・


漢字カッコいい。

それは英語をみた時も感じることで、やっぱり海外にくると、雑誌や新聞などの活字媒体をみた時に、美しく感じる。

アルファベット、漢字、ハングルなど、それぞれ同じ種類の文字がずらっとならんでいると、バランスがいいです。

さすが同じ場所で生まれた文字同士。

ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットがまざった日本語の文章が野暮ったくみえても仕方ないし、これはこれで柔軟性があるということで。

一人っ子政策の中国では、やはり子どもの少ない家庭が増えてるそう。でも政策前の家庭は大家族なわけです。

一時的に超高齢化社会が来るわけですが、どう対処するんだろう。


明日は世界遺産を見に行ってみます。

激励会も開いてもらえるそうなのでNaguraと行って来ます。


大会終わったらいろんな事でneutralになるつもりです。

March 22, 2009

東京マラソン2009

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20キロ。

新宿、銀座の方が、大都市を走る醍醐味が伝わってくるし、見た目的に好きですが今回は別の場所で。

折り返し地点付近は、先頭集団と市民ランナーの速度の違いがよくわかりました。

ペースが速いほうが姿勢や脚の動きも綺麗にみえますね。

父が通過した後、電車で先回りして、
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残り5キロあたりです。

となりは元気なガチャピンさんでした。
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他のランナーに声援送って父を待ちます。
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ランナーの後姿も見逃せません。

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父待ち。
出場したわけでもないのに、ビッグサイトで力尽きました。


今年2009年は、昨年の記録をさらに一分記録更新しました!

今回強風でとても走るのが大変そうでした。

僕も風に吹かれて歩きながらヨロヨロしてました。

おまけに雨まで。

電車も止まったりしてたし。

僕としては面白い経験だったけれど、ランナーには過酷な天候でした。

1分更新。

素晴らしい父の走りでした。

母の命日(19日)が近かったので、何か思いがあったのかもしれません。

徳本くんに頑張ってください!と言わたのも嬉しかったようです。

あの走りをみて刺激をもらいつつ、

ちょっとだけ自分が情けない気分になるのは、きっと頑張れていない事を自分自身がわかっているからだろうなと思いました。


家族でランチをすませると、一切観光もしないですぐに長野行きの電車に乗っていく父でしたが、満足して帰ってくれればそれでいいと思ってます。

中国の大会無理しすぎないように頑張れと言われ、

握手だけして見送りました。



自分の両親をこんなにも尊敬できる事実がうれしいです。

彼らの子供であると思うと、自信を持つ事につながります。

父にも母にも本当に感謝したいです。

応援された方の中には、僕と同じような気持ちになった方もたくさんいるんじゃないかと思います。

出場されたみなさん、過酷な条件の中お疲れ様でした。

March 21, 2009

明日は東京マラソン

執念でしょうか。

選考もれだった父ですが、明日東京を走ります。

辞退者が出て、繰上げになりました。


今年は過去二回のレースよりも開催日が一ヶ月遅く、もう東京は春。

普通に過ごしていても暖かいのだから、走っている人たちには暑いんだろうなぁ。

条件は悪いですね。

僕の家に泊めてあげても良いのですが、キッパリ断られます。

スタート地点のすぐ近くにホテルをとらないと気がすまない人です。

気持ち良く走って欲しいと思います。


アスリートの新年会から付き合いのある徳本くんの話をしたら、とても喜んでいた父です。

彼のブログに素敵な言葉があります。

結果を求めるのは、自分の存在価値のため。
全力を尽くすのは支えてくれる人たちに感謝するため。



孤独なスポーツではありますが、自分だけのために走っているわけではないんですよね。

この言葉のような強さと優しさが走りの中にある人は、走りそのものが魅力的にうつります。

何かに打ち込む人の隠れた魅力。

少しでものぞいてみたい精神世界。

March 20, 2009

POWER of LIFE 写真展

http://www.poweroflife.jp/index2.php

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Dragon Ashのダンサー、ATSUSHIさんが発起人となり、生命について考えるきっかけを伝えるプロジェクトです。

第一弾の企画は、アスリートやミュージシャンの肉体の美しさで生命を表現する写真展。

4月23日~5月10日

Tokyo Hipsters Club
(東京都渋谷区神宮前6-16-23)

入場料 500円以上での任意。

利益は全額NPO法人犬と猫のためのライフボードに寄付されます。

こちらでは飼い主が見つからず殺されてしまう犬や猫のために、里親を探す活動をされています。

里親に縁がなかった子達を終生保護したり、不幸な命を増やさないための不妊手術などもされています。

少しでも多くの命を救うのがポリシーです。



みなさんが温かく力強い輪をつくって広げていってくださるといいなぁと思ってます。

一緒に輪に入れてください。

March 17, 2009

中国の大会 予選

200人が行われたそうです。

参加希望者はもっと多かったのだろうと思います。

定期的に開催していけば、良い選手が育つかもしれません。

意欲的な参加者がこれだけいる事が魅力なのです。

興味を持ってもらえる土壌がないと選手が育ちません。



準決勝は、予選通過者と香港チャンピオンと僕。

37人ほどで争われます。

以前も言ったけれど、文化を学ぶ姿勢を大切にしたいと思います。

実際にその国に行って活動する事は、文化にふれるだけではなく、その国の文化に自分を投げ込む事だからです。

中国の人たちには、試合も小林尊も楽しんで欲しい。

今日はSt.Patrick's Day

しばらく履いていなかった靴。

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緑とともにお祝いされる祝日なので、この靴も緑色なわけです。

でも選んだ理由は、綺麗だったから。

鮮やかなオレンジと緑が楽しい。



アイテム自体の魅力にひかれて買うことがわりとあります。

でも今は、自分が身につけることをもう少しだけ強く想像するようにしてます。


服に限らず、

欲しい、必要だ、と思って使用していないものって案外多くないですか?

オーブンのあるキッチンを選んだものの、ほとんど使っていません。

引っ越しの際、荷物をつめて連れてきたダンボールは、一年間開封されずに眠ったまま。

必要かどうかの判断って、甘くしてしまうといらない物が増えるし、厳しくしすぎると生き方まで遊びが少ないつまらないものになってしまう。

無駄であって無駄じゃないものってある。




CAMERON HAWAII

日本の雑誌やお店で会えるようになってきてるようです。

Free's shopに行ったら聞いてみて。

cher shoreにもあります。

また、来月あたりいくつかのお店で買えるようになると思います。

色使いが夏らしくて元気な感じです。

March 15, 2009

My birthday

お祝いコメントありがとうございます。

メールをくださったみなさんもありがとう。

さっき帰宅しました。

今夜が終わる前にEnterキーをおせそう(お礼を伝えられそう)です。



今日はというと、せっかく誕生日をお祝いしてもらいながら、

20090315-1.jpg(白バラに黒のラッピングと黒のリボンが美しい)


大会モードになりぎみな気持ちを、上手に切り替えできませんでした。

でも、とても嬉しい事にかわりはありません。
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お祝いされた事もだけれど、なによりもお祝いしてくれる人たちがいるという事をとても嬉しく思っています。

みなさん本当にどうもありがとうございます。

次は大会後に、自分で自分にお祝いしてやりたいと思います。

March 12, 2009

免許証の書き換え

運転免許証の有効期間があと一ヶ月ちょっと。

運転をしないままゴールド免許の書き換えです。

8年間、ほとんどIDとしてしか役立っていません。

五年前、太っている時に撮影した写真が使用されているため、痩せている今と顔が違いすぎて、これでよく本人確認になるなぁと、心配になります。

体重は、もしかしたら30キロほど違うかもしれません。

これで通用すると、他人の免許証でも通用する気さえします。

なりすまし犯罪とか大丈夫なんだろうか。

僕はこの太った自分の顔写真が結構お気に入りです。

この一つ前の免許証は、女性的な顔をしています。

当時は、あまり気にならなかったので、自分の顔が少しづつ男らしく変わってきたのかな、と思っています。

鍛えた筋肉の上に脂肪がたっぷりのった姿の現在の免許証と、子供みたいで色白な姿の前回の免許証。

次はどんな免許証写真になるか、少し楽しみです。

March 11, 2009

別けて食べたい時

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オムライスは美味しい。

でもオムレツが好きです。

だってライス欲しくない時も多いから。

ところが、日本の飲食店のメニューでは、オムライスはあるのにオムレツがないお店もわりとある。


オムレツは一般的な卵料理なのに、オムライスに負けてる。

卵焼き・ゆで卵・スクランブルエッグと並ぶくらい有名な卵料理のはずなのにオムライスに負ける。

オムレツ食べたくてメニューをみた時、

おっ!と思ってからガッカリする事がある。

オムまで一緒なので。

オムレツあったよ!と言われ、メニューを確認したらオムライスだったという事もよくあります。

もともと食事に炭水化物が多い日本です。

オムレツよりオムライスの方が好きなのかな。

でも、オムレツもメニューにあってもいいですよね。

オムレツの方が一般的な料理なので、本来オムレツがあってオムライスがない方が自然なくらい。

だからせめて、オムライスがあるならオムレツもメニューに入れて欲しい。

オムレツなら、オムレツとライス、オムレツとパンなどで、選択の自由がある。

ちょっと意味が違うかもしれないけれど、

ハンバーガーでさえ、パティーとバンズをセパレートで出してくれるお店があって、そういったハンバーガーも美味しい。

普通はバンズではさむからハンバーガーのはずなのですが、これもありだったりします。

とういか、まずハズレがありません。

ハンバーガーのセパレートとは違って、オムレツは、オムライスから誕生してオムレツと呼ばれるようになったわけでもないのに、この卵料理の代表はオムライスのかわりにメニューからはずされていたりする。

バンズで挟まないでハンバーガーと呼ばれるハンバーガーさえあるというのに。



もしかして!だから大会でホットドッグをセパレートで食べるんだ!!

と考えた方。

あれは戦略です。

まだ食事でホットドッグをセパレートで食べた事ありません。

でも、美味しいホットドッグ(ソーセージ)ならバンズとわけたセパレート方式も美味しいはずです。

もし、ホットドッグをセパレートでだすお店を知ってたら教えてください。

ケーキありがとう

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トレーニングラボの日のつづき。

FRAMES 代官山よったらケーキ登場。

店長(写真の中央)にお誕生日おめでとう、言われました。

かなり油断してました。

だって、こちらの都合で、この日この時間帯で顔出したわけだし。

たくさんのケーキだったけど、

酸味系、ちょっとクリーミー系など少しず楽しんでいたらすべてなくなってました。

中国の大会ではチョコレートケーキ。

今月はきっと一番ケーキを食べた人になるはずです。

ありがとうございます。

March 10, 2009

プロテインと健康

ウイダートレーニングラボに行ってきました。

高校の頃ラボカーで自分の筋肉についていろいろな測定をしたのが懐かしいです。

http://www.weider-jp.com/labo/index.html

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ジムでトレーニングの様子を見学すると、

綺麗にベンチプレスしている人、

プライオメトリクス的なトレーニングをしている人、

などがいます。

みなさんとても基礎がしっかりされています。

ここのトレーニーの方々は指導者に恵まれています。

こうした指導ができる人がそろっている環境は正直うらやましいです。

僕の通っていたジムではスナッチやジャークが禁止だったので、ハイクリーンまでしかできませんでした。

世間には、ウェイトトレーニングに否定的な指導者、アスリートが今でもいるのですが、良い指導者に恵まれずトレーニングの素晴らしい効果を体感できなかった人たちかもしれません。

以前ブログで少しふれましたが、日本のアスリートはトップ選手でもウェイトトレーニングがヘタな人がたくさんいます。

ウェイトトレーニングとスポーツについて、ヘッドストレングス&コンディショニングコーチの方々とお話させてもらいました。

勉強になります。


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次はウイダー事業部の方と。


こちらは栄養面から。


日本のアスリートはもちろん、日本国民を食事の面から支えています。

ユウキが前回プロテインの話題をだしました。

日本国民がプロテインに対して持つ、根拠のない偏見についてです。


まずい

太る

筋肉増強剤

とても残念に思っているようです。

ちなみに、僕なんかはプロテインで美味しく、綺麗に脂肪を落とすので、真逆だと思っているくらいです。

薬のように思う人がいるようですが食品です。

ホエイプロテインなら牛乳から作られます。

ヨーグルトやチーズと同じです。

牛乳で下痢になる人も、ホエイプロテインアイソレートなら大丈夫なはず。


ソイプロテインなら大豆たんぱくから。

基本的には脂肪がほとんどない、

胃腸に負担がないように吸収しやすくされている、

ある生理的な効果をねらって、栄養素やアミノ酸のバランスを考えて配合される、


プロテインほど健康的なタンパク質は他にないです。

綺麗な身体作りにも最も適したタンパク質です。

あと、ストイックにまずいものを我慢して身体を作る時代はとっくに終わっています。

同じ効果を習うなら美味しい方が良いに決まっているのです。

これまた懐かしいのが、高校の頃生まれて初めて飲んだプロテインがウイダーのものです。

アミノペプチドが特に好きでした。

美味しいジュース飲むなら、身体作りにも良いし美味しいプロテインが飲みたかったほどです。

ただジュースのかわりとしてプロテインを飲むのは、高校生としてはもったいと思って我慢してました。

日本のプロテインも、どんどん美味しく溶けやすいプロテインが開発されています。





プロテインのイメージに限らず、日本のサプリメントはアメリカに10年ほど遅れています。

栄養学自体が比較できないほど差があるので仕方がないのかもしれません。

必然的に、日本人はとても狭くて浅い知識しか得るチャンスがありません。

それさえ間違っていたりもします。

コラーゲンを飲めば肌がきれいになる→タンパク質なので胃で消化され、アミノ酸になるのであまり効果はありません。逆にいえば、他のタンパク質をとってもコラーゲンは合成されます。特別コラーゲンをとる意味はほとんどありません。

ビタミンCは天然物が良い→天然も科学合成も、アスコルビン酸である事に変わりはなく身体は判断できません。

カルシウムで身長→身長を伸ばしたいのならタンパク質です。


どうプロテインを変えていくのか、

と同時にどうしたら消費者に正しく理解してもらえるのか、

も考えていかなければならないのだろうと思っています。

そう考えると、ユウキは意欲的だなぁと感心します。

一般レベルでの理解が進めば日本のアスリート、未来のアスリートのレベルが大きくあがる事にもなります。

彼はトップアスリートとしてだけでなく、裏からも根っこからもスポーツに貢献したい気持ちがあるのだろうと思います。

自分の知識や経験、能力で、

少しでもなにかの手伝いができるならしてあげたいなぁと思っています。



March 07, 2009

思わぬプレゼント

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ちょっと早めの

誕生祝いしてもらっちゃいました。

うれしいびっくり。

自分が食事に誘ったので、まさか逆にお持て成しをしてもらえるとは思ってもみなかったです。



なにより、誕生日を覚えてもらっているのが一番うれしい。

だから誕生日を意識したコメントもありがとう。


白田の奥さんがとにかく気配りが素晴らしいので、気持ちの良いプレゼントになりました。

ユウキ(太田雄貴)も毎日の厳しいトレーニングから開放された、貴重な休憩時間につきあってくれました。

今回つきあいの悪かったマイケルは、ちょこっとだけ顔だしたかと思うと、緊張気味に

ユウキに激励の言葉を伝え、

そしてちゃっかり一緒に写真撮ってもらってすぐ帰っていきました。

そのために来たかのよう。


長い保存で味が落ちるワインではなく、美味しくなるワインのようになりたいものです。

どちらにしても熟成にはまだ時間がかかるわけですが、楽しみに一年一年を重ねていきます。

March 05, 2009

追加情報

またコメントが書けるようになったみたい。

さっそくコメント下さった方ありがとうございます。

お知らせしたわけでもないのに。

コメントできるのか何度もトライしてくれていたのかなぁ。


いつも楽しみに読んでいます。

ありがとう。


中国の大会は28日、29日の二日間です。

出場者は、もっと前に開催される予選の通過者です。

僕は予選免除なので、28日から出場します。

お近くの方、会場で応援お願いします。

March 03, 2009

色の力と不思議

髪が黒くなった事で、

印象が全然違うとよく言われます。

誰なのか気づいてもらえないなんて事まであるほど。

そしてみんな黒い方が良いと言ってくれます。

僕自身は何もかわっていないのですが、ブラウンより

真面目そう・頭良さそう・上品そう・・・と言われます。

嬉しいですが、実は黒が似合っているというより、そのまま黒という色の持つ力のような気がします。

黒はハッキリした色です。

色というのは曖昧なもので、赤と言っても何通りもの赤が存在します。

みんなそれぞれの赤を想像します。


日本の国旗の太陽は赤で表現されています。

そのためか、太陽を赤で描く子供が多いと聞いた事があります。

他国ではオレンジや黄色の太陽の方が違和感がない人が多いようです。

虹は七色とされますが、文化によっては6色だったり5色だったりです。

僕の持っているアメリカの子供向けのピクチャーディクショナリーでは6色でした。

色と色の境界がハッキリしないわけです。

夜空の星は白でも黄色でもゴールドであってもいいわけです。

ですが、白と黒だけはだいたいみんな同じです。

白黒付けるのが一番ハッキリするわけです。

僕は髪を黒くしました。

このハッキリした厳格な色のおかげなのか、

まえよりいくらかエレガントに誠実に見えるようです。

・・・本当はダークブラウンらしいのですが、

周囲から見ても、自分で見ても黒なので、

黒という事になりました。

今日はインタビューを受けながら、もともとのしゃべり方と内容がこれだけ軽くても、髪が黒いだけで、多少説得力が増したりするんだろうかと気になりました。