ウイダートレーニングラボに行ってきました。
高校の頃ラボカーで自分の筋肉についていろいろな測定をしたのが懐かしいです。
http://www.weider-jp.com/labo/index.html

ジムでトレーニングの様子を見学すると、
綺麗にベンチプレスしている人、
プライオメトリクス的なトレーニングをしている人、
などがいます。
みなさんとても基礎がしっかりされています。
ここのトレーニーの方々は指導者に恵まれています。
こうした指導ができる人がそろっている環境は正直うらやましいです。
僕の通っていたジムではスナッチやジャークが禁止だったので、ハイクリーンまでしかできませんでした。
世間には、ウェイトトレーニングに否定的な指導者、アスリートが今でもいるのですが、良い指導者に恵まれずトレーニングの素晴らしい効果を体感できなかった人たちかもしれません。
以前ブログで少しふれましたが、日本のアスリートはトップ選手でもウェイトトレーニングがヘタな人がたくさんいます。
ウェイトトレーニングとスポーツについて、ヘッドストレングス&コンディショニングコーチの方々とお話させてもらいました。
勉強になります。

次はウイダー事業部の方と。
こちらは栄養面から。
日本のアスリートはもちろん、日本国民を食事の面から支えています。
ユウキが前回プロテインの話題をだしました。
日本国民がプロテインに対して持つ、根拠のない偏見についてです。
まずい
太る
筋肉増強剤
とても残念に思っているようです。
ちなみに、僕なんかはプロテインで美味しく、綺麗に脂肪を落とすので、真逆だと思っているくらいです。
薬のように思う人がいるようですが食品です。
ホエイプロテインなら牛乳から作られます。
ヨーグルトやチーズと同じです。
牛乳で下痢になる人も、ホエイプロテインアイソレートなら大丈夫なはず。
ソイプロテインなら大豆たんぱくから。
基本的には脂肪がほとんどない、
胃腸に負担がないように吸収しやすくされている、
ある生理的な効果をねらって、栄養素やアミノ酸のバランスを考えて配合される、
プロテインほど健康的なタンパク質は他にないです。
綺麗な身体作りにも最も適したタンパク質です。
あと、ストイックにまずいものを我慢して身体を作る時代はとっくに終わっています。
同じ効果を習うなら美味しい方が良いに決まっているのです。
これまた懐かしいのが、高校の頃生まれて初めて飲んだプロテインがウイダーのものです。
アミノペプチドが特に好きでした。
美味しいジュース飲むなら、身体作りにも良いし美味しいプロテインが飲みたかったほどです。
ただジュースのかわりとしてプロテインを飲むのは、高校生としてはもったいと思って我慢してました。
日本のプロテインも、どんどん美味しく溶けやすいプロテインが開発されています。
プロテインのイメージに限らず、日本のサプリメントはアメリカに10年ほど遅れています。
栄養学自体が比較できないほど差があるので仕方がないのかもしれません。
必然的に、日本人はとても狭くて浅い知識しか得るチャンスがありません。
それさえ間違っていたりもします。
コラーゲンを飲めば肌がきれいになる→タンパク質なので胃で消化され、アミノ酸になるのであまり効果はありません。逆にいえば、他のタンパク質をとってもコラーゲンは合成されます。特別コラーゲンをとる意味はほとんどありません。
ビタミンCは天然物が良い→天然も科学合成も、アスコルビン酸である事に変わりはなく身体は判断できません。
カルシウムで身長→身長を伸ばしたいのならタンパク質です。
どうプロテインを変えていくのか、
と同時にどうしたら消費者に正しく理解してもらえるのか、
も考えていかなければならないのだろうと思っています。
そう考えると、ユウキは意欲的だなぁと感心します。
一般レベルでの理解が進めば日本のアスリート、未来のアスリートのレベルが大きくあがる事にもなります。
彼はトップアスリートとしてだけでなく、裏からも根っこからもスポーツに貢献したい気持ちがあるのだろうと思います。
自分の知識や経験、能力で、
少しでもなにかの手伝いができるならしてあげたいなぁと思っています。