香港滞在中(19日)に、日本でギネス記録更新の様子がテレビ放送しました。
警察に連行されている状態で登場。
シャレのわかるテレビ番組でGood。
僕のアイディアであれば、自分が捕まったときの新聞を読みながら登場してみたかった。
こういったものは、シリアスな話からコメディに移行していくときが面白い気がします。
逮捕のニュースで心配してくださる方々がたくさんいるのですが、本当に心配しないでください。
会場で、彼に食べさせろという声援が響きわたり、一部の警察も誘導したので、興奮してステージにのぼったわけですが、
逮捕せずにおさめることも充分可能な状況だったので(というかそうするのが普通)、逮捕をさせた主催者側の措置にたいしては、いい気はしません。
僕が出場する以前は、歴史は長くてもやはりニューヨークのローカル大会でした。
大会に対してずいぶん貢献してきたはずなので、あまりにも主催者側からのリスペクトが感じられない判断にとても残念な気持ちです。
ですが、仮に主催者側に悪意があって逮捕されたとしても、僕は逮捕自体は(逮捕される前から)ネガティブなことだと考えていません。
マネージャーのり子がむかし言ってた印象的な言葉を紹介します。
bat news is better than no news
問題が終わってみてからこの言葉に納得する人や、他人の事ならこういえる人は多いのですが、いざその状況に自分がなって冷静でいられる人間はかなり少ないんじゃないかと思います。
彼女の言葉から、得体の知れないものに対する、根拠のない心の準備みたいなものを教えてもらった気がします。
ふり幅のある生き方ができるから、大きなリスクも大きなチャンスも舞い込んでくると考えているので、捕まったら捕まったで、それを最高の展開にもっていきたいと思っています。
ベーブルースはホームラン王でもありましたが、三振もとても多い選手でした。
リッキーヘンダーソンは盗塁王でもありますが、盗塁死の王でもあります。
悪い部分に目をむけるより、よい部分に目を向け果敢に攻められる人間でありたいと思っています。
http://rny.jp/article/now_ny_new/2010-07-06.php
誤解のないよう断っておきますが、捕まる目的で、大会のステージにのぼったわけではありません。
ですが、会場でFree KobiのTシャツをきて選手の応援をしているだけで、制止させられてしまったり、追い出されてしまって、自分のメッセージがなにも残らないままにされてしまうくらいなら、捕まったほうがマシでしょ、という覚悟をもって会場まで行って選手の応援をしています。
たかが、一人の人間の早食い競争のための契約問題ですが、根底には、人種差別と黒い利害関係がひそんでいると感じていたので、多くの人に考える機会をもってもらいたいと思ったので、契約して出場することも、静かに身をひくことも正しいことではないと思っていました。
世間に問題意識をもってもらえるなら、こんなちっぽけな人間でも逮捕される価値があったんじゃないか?と感じています。
ですから、逮捕されたからといって、落ち込んだりすることもありません。
逮捕の瞬間の映像も刑務所内でみせてもらっていたほどです。
有難いことに、応援の言葉や仕事のオファーをいただいていますが、たとえ捕まったことで、選手としてのキャリアがしまってしまっていたとしても、それ自体は僕の人生のほんの小さな小さな一部だと考えることができたはずです。
それよりも、そのリスクをさけるかわりに、サティスファクションのない限定された可能性の中で、差別に甘んじながら、小さくて長い安定をはかるほうが、僕にとっては損失です。
ニューヨークでラジオのパーソナリティーをつとめるデイビッドが、主催者側との関係をを知って、僕に言い聞かせた言葉が忘れません。
正しいと思ったら、自信を持って全力でぶつかれ。魂を売ることが一番こわい事なんだ。
あるいみ、自分の選手としてのキャリアにたいして少し達観した感覚をもっているので、精神的にそれほど強くない僕でもany press is good pressでこれまで生きてこれているわけです。
人生やり直しはききませんし、また人生の流れはいつからでも、どうにでも作り出せるはずです。
Naguraには、
あなたはどうしていつもポジティブなんだ(慎重さが足りない)、
と注意されて勝手な行動をとめられていましたので、彼女には内緒で弁護士と相談しながら(弁護士のクライアントは僕なので)6月末からプレス対応をはじめました。
そして、会場にいって、最終的には単独で行動したことで仕舞いには一人で逮捕されました。
それでも僕を守ろうと必死になってくれたマギーは、もう少しで一緒に捕まりそうになりました。
彼女の勇気と優しさと正義感に感動します。
また、当日までずっと僕を支え続けてくれたたくさんの仲間にも深く感謝しています。
彼らのためにも、僕は自分の行動に誇りをもっていたいです。
ですから、後悔はひとつもありません。
ただ問題がおきて怒られるマネージャーの彼女が、かわいそうだなと思っていました。
というのも、彼女は立場上、僕を落ち着かせたり、止めたりしなければならないときもたくさんありましたが、僕の考え方に対しても尊重をもってくれていたからです。
逮捕から裁判までの一ヶ月は、判決に不利になるような僕の行動をおそれて、Naguraが必要以上にネガティブな話ばかりしてきました。
ビザがなくなるだの、アメリカに入国できなくなるだの、主催者側が訴えてくるだの
弁護士には、
こんな事で捕まえただけでもありえないのに、ここまで大きなニュースになって、主催者は訴える力も度胸もない、と言われていましたし、ビザを取り上げることもできるはずがないと言われていました。
それでも、Naguraがものすごーく神経質に話してくるので、裁判の前日は不安も持っていました。
裁判日より前に、検察とこちらの弁護士の間で話はついていましたので、本来はそれほど不安になることもありませんでした。
社会奉仕活動をして、チャージをすべてなくしてもらうか、それもせずに無罪になるかのどちらかで、どちらにしても罪が残ることはないといわれてました。
それでも不安でいなくちゃいけなかったのは、彼女の万が一作戦のせいです。
僕が楽天的に考えないように、半分おどしてる感じで、想像するのも馬鹿らしいようなリスクに対しても、万が一といって話すわけです。
もしかしたら、本人のほうが心配で、自分の不安を僕と共有しようとしているところもあったのかもしれません。
弁護士が大丈夫だといっているのに、彼女には、最後の最後で判決がくつがえるかもしれないとまでいわれてました。そこまでなると、不安要素を探し出したらもうキリがありません。
どんな結果になるにせよ、僕自身は自分の判断に何一つ後悔はしていませんでしたから、判決待つしかなかったわけですが、これ以上は騒ぎをおこしてほしくなかったようです。
今回の話は深いところまで話してみたいのですが、
とりあえず今は、進むタイミングなので、いずれ時間をさいてお話します。
ハンバーガーのギネス記録については、自信がたっぷりありました。
http://www.youtube.com/watch?v=mF_H2bgLXcE
別の大会でハンバーガーの世界記録をもっていますし、僕はギネス記録のようなジャッジの厳しいものにも対応する能力を持ってます。
というか、ルールが厳しいほうが有難いくらいですが。
ミートボールの記録と違って、こちらはかなり余裕があったので、また記録を更新したいです。
ギネス世界記録が三つになりましたが、認定証はいつも実家に送ってもらうように頼むので、父親に届いていたらうれしいです。
父のバイタリティーをかなり薄めたのが僕です。
世にでたらこの人はかなり面白いんじゃないかと思います。
父の話をすると、現在ミーティングをしているアメリカのプロジェクトチームをはじめ、トップで仕事をしている人たちの多くが、父に会いたがります。
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000511003120001
ちょっとこちらで紹介されてます。
スキーでオリンピックに出場しようと、冬はペンションで働きながら練習していたこともあります。
父は、かなわなかっ夢だといいますが、すべったことのないスキー場はないほど、全国のスキー場にいってますし、いまでもカナダやフランスへスキーをしにいったりしています。
最近でも早起き野球チームのピッチャーとしてチームを優勝に導いたり、少年野球の指導をしています。
ボウリングのインストラクターの資格をもっているし、調理師免許もあったり、失敗しない生きかたより、充実した父の生き方はなによりも成功だと思うのです。
彼の言うとおり「やったことは自分に返ってくる」ということなんだと思います。
残念ながらたくさんの失敗をしたくても、それがたくさんできるほど人生長くはありません。
父のように自分から挑戦していかなくちゃいけないんだろうな、なんて思います。
He is always living his dream.