UFFOが運営するフードファイター小林尊の公式blogです。
takeru-kobayashi.com

« September 2010 | メイン | November 2010 »

October 31, 2010

JAM (ジャパン・アート祭 )2010

アメリカに住む日本人アーティスト達による祭典、JAM。

8回目を迎える今年、僕がゲストとして出演します。

初めてのイベントですが、映像をみてクオリティーの高さを感じますし、アーティストのみなさんのパフォーマンスもすばらしいので、今年のイベントも楽しみです。
http://www.faunedance.com/jp/jam_jp.htm


http://www.faunedance.com/jp/video_gallery_jp/jam_history_jp.htm

日時:11月13日(土)、14日(日)
場所:JAVA STREET HALL 176 Java St, Brooklyn

13日土曜のゲストです。

会場でたくさんの方にお会いしたいです。

encounter in the sky

Sandy。

floridaからの帰りの飛行機のおとなりさん。

機内では、眠れないそうで3時間の飛行中、楽しいおしゃべりが続きます。

liberalでartisickで、とても魅力的な女性です。

話をしている時、とても楽しそうで、かわいい人だなあ、って思っていました。

空港でお別れする前に、パーティーに招待してくれたので、後日そのバーティーに行ってきました。

彼女自身がアジア人との交流が多く、またパーティーが日本人pianist,composerのYazさん
http://www.yahzy.com/
の誕生日をお祝いするためのものだったので、たくさんの日本人の方とお会いました。

みんなが曲をリクエストして、彼がピアノを演奏して。

楽しいパーティーでした。

Business meeting in Filadelfia

ニューヨークからアムトラックで1時間半くらいで着きます。

1031-142010.jpg

この街の雰囲気大好きです。

歴史も深くて、絶対今度はゆっくり観光する時間も準備して来たい街。


1031-162010.jpg

1031-172010.jpg


1031-1812010.jpg

1031-192010.jpg


1031-202010.jpg

1031-222010.jpg

かつては銀行だった建物をレストランにしてあります。

古い建物は、現代では真似できないような芸術的なものが多く、そういったものが上手に残されている街、お店は大好きです。

東京は美味しいお店がたくさんあると言われます。

その通りだと思うんですが、とにかく新しいお店が多い。

料理の味以外に、こうした雰囲気も含めて考えてみると、僕の好きなお店はニューヨークに多いし、このフィラデルフィアにも多そう。


1031-232010.jpg

1031-292010.jpg
アメリカで初めて株の取引が始まった場所。


1031-262010.jpg
駅前で

VMAN

次号のVMANに僕の写真が掲載されます。

http://www.vman.com/

ヴィジョネアが発行するメンズ雑誌です。

ファッション•アート雑誌では最高峰のものです。

ファッションモデルがこの雑誌に起用されることは、もの凄いステータスになります。

僕はモデルではないし、今後この業界の仕事をするわけではないんだけど、

だからこそ、一生に一度あるかないか?というくらいかなり貴重な経験です。

とても光栄に思っています。

カメラマン、スタイリストなど、すべて一流の中の一流でした。

この雑誌のための撮影なら当然なのかもしれませんが、それでもこの経験はニューヨークやパリにいなきゃできない事だろうな、と感じています。

面白いので是非買ってもらえたらと思います。

最近 食生活

100年以上の歴史を持つKatz's。

おそらくニューヨークで最も有名なデリです。

10312010.jpg


薄着だけど、外は、このシャツの上にジャケットがあればOK。
(最近3日間くらいは)

ハロウィーンの今日は、いきなりまた冷え込んでます。

1031-02010.jpg
こちらのビーフのサンドイッチには、歴史を感じます。

雰囲気やスタイルなどが、なにか安心できるお店。

興味深いのが、毎日通っちゃう根っからニューヨーカーが多いのに、ツアーリストも多くて、その間がないじゃないかと思えるところ。

実際はどうかわからないけど、きっとそんな感じじゃないかな。


Cafe Bouludでディナーしました。

こちらのレストランは76th STにあり、ニューヨーク州の中では、まあわりとお金持ちが住むエリアだと言われています。

この日は、僕らのグループ以外は全員(雰囲気的にたぶん裕福な)白人のお客さんでした。


今回のように、全員が白人だったりすると、不思議な感覚になります。

黒髪は、ちょっと浮いていましたが、別の日にはアジア人や黒人のお客さんもくるでしょうから、たまたま面白い体験ができて、ラッキーでした。

浮いていたといっても、ドアマンなどお店の人には僕が誰なのかは、最初からバレてていて、テーブルに座る前からいろいろと話していたので、人の目は気にしてませんでしたが。


ここはとにかく美味しい。





前日は、Chaseに誘われてオイスターを食べにいきました。

1031-12010.jpg

オイスターはもちろん、

1031-22010.jpg

1031-32010.jpg

1031-62010.jpg
その他のメニューも充実していて、オーダーしていない料理を5品も出してもらいました。

1031-42010.jpg

1031-52010.jpg

1031-72010.jpg

たまたま近くに座っていた男性が、エアーギター大会をしている社長で、エアーギターとコンペティティヴ•イーティングの話題で盛り上がりました。

1031-82010.jpg

1031-92010.jpg

1031-102010.jpg
バッテリーが死んじゃって、この後に続く美味しいデザートたちがとれませんでした。

中ではチョコレートケーキとアップルパイが好きでした。


オイスターといえば、グランドセントラル内にあるGrand Central Oyster Bar & Restaurant。

97年の歴史を誇る、世界的に有名なレストランです。

手塚プロダクションの方とのディナーはこちらでした。

大きなロブスターも、大味どころかしっかり味で、歯とした舌を楽しくする弾力ある食感。


おなじみのウェストビル。

1031-112010.jpg

部屋にいるときも、ここにオーダーすることがかなり多いです。

こちらで生活をはじめてから、何十回も行ってますが、毎回人がいっぱい。

ほとんど待たされますが、バーを選べばすぐに座れる事が多いです。

このお店はカジュアルな気分で選ぶので、バーで平気。

十数年もの間、英語を一切話さないイタリアンシェフのオーナーがひっそりと経営するお店。

1031-122010.jpg

競争の激しいニューヨークで英語を話さずに、つづけられるレストラン。

かっこいい。

僕はこちらには二度しか来た事がなかったんですが、今回久しぶりに立ち寄ったら、オーナーがなくなっていました。

オーナーの好きな音楽、オーナーの写真がなくなり、インテリアなども少し変わってきていて残念。

オーナーに会うのも楽しみのひとつなので、こちらに来る機会はもうほとんどないかもしれません。

October 24, 2010

Sercaal seminar at University of Florida

フロリダのGainesvilleに行ってました。

University of Floridaの学生に向けたスピーチの仕事です。

大きなイベントだったので、さまざまな州、国から大学生が集まっていたようで、とても有意義な時間でした。

こちらの大学には、多くてもアジア人学生は全体の8%しかいないそうです。

フロリダ州全体でのアジア人比率はもっと低いのではないでしょうか。

当然のことですが、こうしたマイノリティーのカルチャーは、条件が重なるほどさらに複雑に、マイノリティーになっていくため、普通に扱われることが難しくなり、本人も居場所に苦しむようになります。

たとえば、ゲイのアジア人、英語が母国語でないアジア人など。

差別もいまだに根強く残っていますので、外国人としてアメリカで活動している僕から、彼らになにかinspireできたらなという気持ちがありました。


今からミーティング(というより食事)に行くので、帰宅したら写真なども楽しんでもらいたいと思います。

明後日はまた別件のビジネスミーティングで、フィラデルフィアに行きます。

どんなローカルフードが食べられるのか、今から楽しみです。

October 18, 2010

勝者は正しいのか?

今週の月曜日はColumbus dayでアメリカはholidayでした。

歴史の教科書に登場するコロンブスは、North Americaの発見者として紹介されます。

その発見を祝う日としてColumbus dayが制定されたわけですが、ある視点(原住民たち)からみれば彼は侵略者以外のなにものでもありません。

あえて’なにものでもない’と言いました。

理由は、彼がとても残酷な人物で、原住民との良好な関係を気づくことがなかったからです。

自らの欲にかられた行動のさきに、新大陸発見があり、人々を奴隷としてつれて帰ったり、現地では気に入らない人間の腕を切断したり、舌をきった女性を裸にして馬にのせて見世物にしたりと、人間の道をはずした人物です。

馬などの家畜や多くの野菜とともに、白人が最も優れた人種であるという考え方を持ち込んで広げました。

こういう人物を英雄としてあがめてしまう雰囲気になにかとてつもない危険なものを感じます。


東京裁判が勝者の勝手極まりない一方的な制裁であり、裁判と呼べるものではありませんでしたが、それを思い出させるような空気を感じます。


僕は、アメリカ人の中で苦手なタイプがいます。

それはアメリカがナンバーワンだと騒ぎ立てる人たちです。

経済的にどこかの国が一番だということは、資本主義の構造上、そのために苦しむ国があるということであり、多くの労働者が搾取されている事実を表します。

自分の生まれた環境に感謝するのはよしといて、自慢げに自分達の国が一番だと騒ぎ立てる行為をみるたびに、こちらが恥ずかしい気持ちになります。

なんて思慮が浅く、短絡的な行動なんだろうと思うわけです。

一番を誇るのであれば、世界で一番好感度がある、とか自然環境に優しいとか、そういったことであるべきです。
 

もちろんどちらもアメリカは一番ではありません。

勝者や成功者の視点から常に物事の価値判断をする時代はもうあまりにも古いです。

力まかせの支配では、人の心までは動きません。

戦国時代、下克上におびえ、疑心暗鬼のまま一生をおえた武将たちが想像できます。

歴史の視点が一方的なものであったとしても、絶対的な事実はひとつです。

源義経、真田雪村、天草史郎なんかが好きです。

彼らを好きな理由は、敗者の視点から語られるヒーローだからなのかもしれません。

死を惜しまれ、歴史として語り継がれる敗者には人望があったのだろうなと思います。

そもそも殺し合いをしているわけですから、勝者であろうが敗者であろうが、現代の基準からして正しいことをしていたのかどうかはわからないわけですが、少なくともその時代、敗者となったにも関わらず、多くの人間に愛され、頼られ、尊敬されていたに違いありません。

日本の中でみる世界のニュースが日本を視点にされているというお話をしたかと思います。

日本人が喜ぶように選び抜かれたニュースをみることは、本当の意味で世界をみていることになりません。


もちろんアメリカであればアメリカを視点に、世界のニュースをみるわけですし、語られるわけです。

最後に、この疑問をこちらに置いて終わりにします。


コロンブスは本当に英雄でいいのか?

October 15, 2010

仕事の話

今月はたぶんFloridaへ行くことになりそう。数日中にどうなるか決まります。

大学でスピーチです。

フロリダの思い出といえば、メジャーリーグのレイズ(当時デビルレイズ)のファン感謝祭のゲストとして参加したこと。

ちょうど岩村選手の移籍が決まったばかりで、日本のプレスも結構いました。

http://www.takeru-kobayashi.com/blog/2007/02/post_67.html

http://www.takeru-kobayashi.com/blog/2007/02/post_66.html

素晴らしいサンシャインと空気と海の街!!タンパの3月初旬でした。

今度はどんな景色がむかえてくれるのか楽しみです。


交渉がまとまれば、カナダの仕事も入れようかと考え中。これはまだ内容はいえません。

紅葉が綺麗なこの時期に行きたいところですが、こちらは12月?のようです。

他国の人に招待されて仕事をするのって、とても楽しいんです。


たとえば、

それぞれの国、街のホスピタリティ、文化を感じられます。

制作会社、スポンサー、ファン、すべてが現地の人なので、とても深い経験ができます。

なんというか、すべてをdirectに感じられるんです。

命ある国や街の活き活きしたなにかを感覚として受け止めることができる。

同じ海外の仕事でも、日本以外の国で日本の仕事をする場合、この感覚はほとんどなくなります。


日本人スタッフ、現地日本人コーディネーターなど、とにかく日本人の集団の中にいるので、安心感があるかわりに、活き活きした感覚が伝わってこないんです。

なにかのツアーできた日本人の感覚に近いんじゃないかとおもいます。

もちろん、それはそれでとてもいい経験なんですが。

一般的に、似通ったものの中から違いをみつけだすのは難しいです。

間違いさがしの絵なんて、人それぞれどうしても見つけ出せない違いがあったします。


海外にいった場合、短期の滞在なら、他国の中で、裸の自分を置くぐらいの心構えと環境があって、やっとほんのちょっぴり自分をテイストできる感じです。

僕は海外旅行(観光中心)より、仕事で行く海外が好きなんです。


他国で自分が主役、または中心にさせてもらって、その国の方々と一緒に大きなイベントを完成させることができるなんて貴重な経験です。

いつも、なにかドラマティックなことが起きるんじゃないかとわくわくします。


ドラマティックといえば、

来年春ごろに少しだけdangerousなイベントに出場します。

独立記念日にFRree Kobiをきる日本人と同じ種類の危なさがあります。


ある意味あれよりは、外国籍の人間が出場するには危険なイベントですが、その分やりがいのあるイベントだと感じてます。

もうすこしプランが濃くなったらお伝えします。

これからニューヨークのイベントの打ち合わせ。

なぜかあるチェーン店で。。。。

問題はないんだけど、それだけで、自然にちょっと落ちるような感じってあるもの。

気分が乗らない時って頭が働かないんです、全く。

お店のことでそこまではならないけど。

まあミッドタウンは雰囲気のいいカフェとか少ないから仕方ないかぁ。

年末年始はニューヨークで過ごす予定。

カリフォルニアで、1月7日にアイスホッケーのハーフタイムに出演します。

ホッケーには良いシーズンなのかな?

October 10, 2010

ゼドンクという動物  

ゼドンクのピッピ

1010-12010.jpg

ゼドンク(Zedonk) Zebra+Donky

知ってる人も多いみたいだけど、かわいいので紹介。

ZebraとHorseのかけあわせは知ってたけど、それは体長も見た目も近い気がするからなんとなく納得しちゃってたけど、シマウマとロバの子供ってあるんだなぁ。

で、気になって調べてみたら、ウマとロバ、ポニーとシマウマとかいろいろありました。

ピッピはタイツみたいになったのが可愛い。

最近は、バイオテクノロジーの発達で遺伝子をどうこうすることも可能な時代です。

人口的に空想上の混血動物を誕生させることもできるけれど、自然にぴっぴのような子供が生まれてきたときに、種をこえた愛に心が温まります。

October 09, 2010

携帯より絵本が欲しい

台湾、ブラジル、フロリダ、日本、ニューヨーク

12月頃までに仕事で行く、あるいは行く可能性の高い場所です。

企画を考えたり、並行して食べるパフォーマンスのためのトレーニングをしたりしてます。

ほんの少しブログの時間をとらなかった間に、

ニューヨークは、涼しくなってすっかり気持ちの良い気候になっています。


最近欲しいもの

子供用の絵辞書、絵本

必要なのにいまだにないもの

携帯、傘

携帯と傘の購入が先決だと思いますが、先に買うのは絵辞書と絵本になる気がします。

欲しい物優先で。

というかやりたいこと、欲しいものだけに時間をかける怠け者です。

こうした偏り方も、変だと指摘される行動の要因になっているはず。

数ヶ月携帯なしの生活ですが、上には上がいてクレイジーレッグズは2003年くらいに知り合ってから、携帯をもっているところをみたことがありません。

いつからもっていないのかわかりせんが、おそらく知りあった当初からもっていなかったんだろとうとおもいます。

僕の場合、買わなければ買わなければで数ヶ月たって、いまではむかしほど必要性を感じなくなってしまっているんですが、彼が携帯をもたない理由が気になります。


連絡はすべてパソコンで。

メールやチャット、スカイプで。

October 01, 2010

Pie has won THE BEST PIZZA & BEST CHEF

カナダの大会でピザを提供してくれたレストランPIEがこの6ヶ月間の The best pizza & chef と に選ばれました。

イタリアに行ってシェフをひっぱってきて、食材もカナダで一番の土とされる地域の畑で作り、そしてウッドオーブンで焼く。

勝利にも納得の本格的なピザです。

このピザ美味しかったもんなぁ。

ニューヨークにお店だせないかなぁ、なんて思ってオーナーのクレッグと話した事もありました。

今後も美味しいピザを期待。

ちなみに、ピザ以外のメニューもやたら美味しいです。

ところで、ピザの大会の映像です。僕も初めてみます。


Pizza tsunami hits Barrie
http://www.simcoe.com/news/local/article/864415--pizza-tsunami-hits-barrie

この大会では、残り約1分だけ立ち上がって食べました。

それとピザを一度も水につけていません。

クラストは、水に浸さずに食べるのが特別難しい部分なんですが、僕は固形物を丸ごと飲み込むことに自信があります。

特に、それを何度も繰り返すとなると、誰も真似ができません。

この自分のspecialtyは世界一のはず。

怪我してから、どうしても顎が不安定になるので、あまり噛みたくないのですが、自分の長所、飲み落とす力が助けてくれています。

実際は40.75スライス以上食べてる、と思ったら、2スライス重ねて食べているので41.5スライスくらい食べていると思うのですが、1スライスごとにカウントされてるようで、食べかけた0.75スライス二つは記録とみなされませんでした。

記録は40。


これもギネス記録のはず.......

最近のギネスの審査は厳しいのでこの食べ方じゃ無理か。

とはいっても、この速さでこの食べ方って、簡単そうにみえてかなり難しいんです、実は。

以前、調べたら、ピザのギネスでは、ナイフとフォークを必ず使用して食べるルールのものがありました。

難しそうですが、練習次第でいけるんじゃないかと思ってます。