2010年の締めくくり方
もう今年も残すところ1日ちょっと。
だというのに、全然終わった気がしない。
日本にいた時の慣れた一年を過ごすのと違って、体にこちらの一年のリズムが刻まれていないからかな。
今年がおわる気持ちの準備ができていないのかもしれません。
決まった季節の香りや、日差しの強さを感じることの大切さを感じます。
気持ちが落ち着かない。
何かに追われているようなこの気分はいったいなんなんだろう。
こちらは東京以上に狭いわりに、しがらみというような、複雑だったりどろどろした感じがあんまりない。
’素直な生き方’に対する許容範囲が広い。
日本は必要以上に体裁を気にする国柄で、お互いが監視しあうようなドロドロ感が生まれるかわりに、マナーや礼儀がしっかりしています。
そういったものがしっかりしているほうが、過ごしやすい人もいれば、ニューヨークのように個人のモラルにまかせる方が好きな人もいるでしょう。
僕は、ニューヨークのほうが好きです。
人と違うということは、その人の人生最大のブランドですから、こちらくらい寛容な街のほうが刺激があって好き。
人は人、自分は自分ということで。
仕事はいくらでも変えられますが、人生はかえられませんから、嫌だと思う人と我慢してまで続ける必要のある仕事はないと思っているので、今の仕事に落ち着いているのかもしれません。
こちらでの生活は、世界の中心にいるにもかかわらず、自然の厳しさを肌で感じられます。
情熱から生まれるものもたくさん。
厳しい街なのに、人間くさくてどこか温かい。
形のないもの、お金では買えないものにたいする価値を感じやすいところだな、と思ってます。
人も街も生きている。
いろいろあった年ですが、よりニューヨークが好きになった一年です。
日本の年越しがすきなのですが、今年はこちらで。
31日は三つのパーティーに遊びにいってカウントダウン。
Cyril のbirthday party、
不思議な人物なので、変わったパーティーになるはず。
Stephen所有のビルディングのrooftop party。
TVブロードキャストとシャンパントースト、そしてミッドナイト(深夜0時)にビッグボールを落とすイベントつき。
なんだかんだいって、イベント好きなスティーブン。
Emi招待のhouse party
これは日本人が多くなるのかな。
今年最後の日なので、目いっぱい楽しみたい。
あとは時間があったら遊びにいきます。