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69 hot dogs in 10 minutes @ 230 5th Rooftop

http://http://www.youtube.com/watch?v=QWH5jD1SsRk/
(こちらのビデオに登場する契約書は本物です)






7月4日、ニューヨークでホットドッグの世界記録を樹立しました。

場所は、マンハッタンにある230 Fifth Rooftop Bar(ニューヨークでもっとも大きい屋上)、エンパイヤー・ステイトビルディングを前にした特設ステージ。




昨年、僕の弁護士Chet Olsenに、出場の問題のこじれている大会の主催者であるホットドッグ会社Nathan's(ネイサンズ)の社長に直接連絡をとってもらい、出場許可を求めましたが、大会の運営団体との契約をするようにと言われました。
その契約書では、ホットドッグをもってのメディア露出が許されていなかったりしていましたので、ホットドッグ会社が、大会の運営をまかせた団体を通して間接的に自分の大会以外の活動について監視、コントロールできる構図です。

この大会運営団体は表向きは大食いのスポーツ団体なのですが、事実上はPR会社であり、ネイサンズは彼らの非常に大きなクライアントになります。

それでも昨年、Chetを通して団体への交渉をもう一度試みましたが、あちらは弁護士をつけないこともあり、話がまとまる気配がありませんでした。
ネイサンズ側が本当にこの契約書にサインさせようとしているのか、単に出場禁止にするために、サインできない内容の契約書を作るのかわかりません。


契約内容の一部(弁護士Chet Olsen: も大会運営団体から同じものを受け取ってます)

" 6. Non-Compete. During the Term of the Agreement, Competitor
agrees not to engage in any of the following activities without the written consent of the IFOCE:

A. Endorse, or participate in any way in an event or promotion, for a brand in the following categories: Hot Dog (This includes any brand that is primarily known for frankfurters/hot dogs such as Hebrew National, Oscar Meyer, Ball Park, Bar-S, Sabrett, Kahn's, Eckrich, Kayem Foods/Al Fresco and FUD).
. . . .
B. Participate, compete, host, judge, endorse , promote or participate in any way in any event, exhibition or performance wherein a person eats as a stunt, consuming a very large amount of food, consuming food very quickly, or attempting to establish or break a food consumption record, or
competing against another person(s), animal or time clock. "

ただ大会に出場するために必要な一日のための契約書なのですが、サインをすると一年以上に渡り、ネイサンズ側が独占的なエージェントになる事を約束しなくてはなりません。
また僕の個人的なパブリシティー権に関しても事実上彼らが期間中コントロールできる内容です。


僕は大会の主催と、出場者の大会以外の個人的なエージェント業務、パブリシティー権は別であるべきだと思っていますから、契約の中でネイサンズ側がそれを要求しつづける限り、ホットドッグ大会に出場しない意志を、早くからマネージャーに伝えてありました。


その後についてはご存知の方も多いと思いますが、昨年は出場辞退、逮捕となりました。

逮捕後、有り難いことに、ラスベガス、ロサンゼルスなどアメリカのいろいろなところから、当日イベントをしたいというリクエストを頂きました。

その中から選んで決まったのが今回の企画です。

今年だけは絶対にNYで開催したいという僕の意向と、スティーブン・グリンバーグ(僕のイベントを開催した230 Fifthのオーナー)がネイサンズと大会運営団体との癒着、僕の事についてなど、この問題について事前に詳しく調べてくださっていた事などが理由です。

ホットドッグの大会記録としては認めない、とネイサンズ側から、また、あちらの大会の優勝者にも、「俺だって、家で練習の時に世界記録を出している」とプレスを通じて言われました。

別にあちらの大会の優勝者やその記録を否定するつもりはありません。

世界一の記録を作るのに、大会側の認定はとくに必要ないと思っています。




NY市の公式審判を二人よんでいただき、大会と同じホットドッグを準備していただき、世界一のパフォーマンスをみせる場を提供して頂けた事にとても感謝しています。
http://http://www.yardbarker.com/eating/articles/msn/kobayashi_downs_record_69_hot_dogs_to_win_simulcast_eating_competition/5379958/←ホットドッグ会社のためのスパイが、僕の記録について疑いをかけてきましたので、厳正に審査してもらう必要がありました。

http://www.recordholdersrepublic.co.uk/recordholdersdetails.asp?id=251
(公式な世界記録保持者として認定されました)

Stomach after eating hot dogs.jpg




みなさんの中で、僕の世界記録を残していただけると信じています。

記録もそうですが、イベントが成功するのか?ファンの方が来てくださるか?オーナーが満足してくれるだろうか?など心配する事が多かったので、今回のイベントの結果にはとても満足しています。

また、契約の問題の中にひそむ、いろいろな要素(組織同士の癒着、差別問題、権利関係など)について考えてもらえたらうれしいです。

最後に、
イベントに関わったすべての方、応援してくださったファンのみなさん、

本当にありがとうございました。

http://http://www.youtube.com/watch?v=5cxDC1mOUtc/

会場となった屋上には入場制限がもうけられていましたが、制限より100人まで多く入れてもらえるようにお願いしました。

http://http://www.youtube.com/watch?v=NWXGlNCEPLQ/