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Steven A. Greenbergについて

Steven A. Greenberg.jpg


スティーヴンの日本語の記事がないので、英語の記事を参考に、僕の知識もまぜて、彼の歴史を紹介します。


世界一のアール・デコ・コレクターの一人で、もっとも鋭い目をもっているといわれた人。(Steven A. Greenberg←この真ん中のA.がポイントです。同じ名前がいっぱいいるけど、俺は"A."グリーンバーグだ!とよく言われました。)

・トップ・オブ・ザ・ロック(ロックフェラーの最上階のフロアすべて)を買い、

・グラマシー・パーク・ホテル(Gramercy Park Hotel)を所有し、

・フェイムという、超バブリーな雑誌を作り(これにはめちゃめちゃお金を使ったよ、といってました)、

当時、フェイムのようなラグジュアリー・マガジンに黒人がカバーにされることはなかった時代、初めてホイットニー・ヒューストンを表紙に起用しました。


・ローラー・ディスコ(ローラースケートをやりながら遊ぶディスコ)Roxy NYCをつくり、

NYといえばロキシー(Roxy NYC) といわれるほどの場所で、シャカ・カーン(Chaka Khan)、グレイス・ジョーンズ(Grace Jones)、LL Cool J、ベット・メドラー(Bette Midler)、マドンナ、シェール(Cher)、オノ・ヨーコ、ビヨンセなど、セレヴリティたちを招待しては、彼らによるパフォーマンスが行わる伝説のディスコ

・家庭用コンピューターの歴史的な販売会社、コモドア・コンピューター(Commodore)のナンバー1のストック・プロモーターとしても有名で、

・ドン・キングからオフィスをもらったり。

・交友関係としては、
ノーベル賞作家アーネスト・へミングウェイの孫で有名なモデルで女優のマーゴ・ヘミングウェイ(Margaux Hemingway)と付き合っていたり、(彼のオフィスで、雑誌や新聞のスクラップをみつけたときも、その中で、この関連の記事もいっぱいみつけました)
仲の良い友達にはアンディ・ウォーホール(Andy Warhol)やエリザベス・レイ(Elizabeth Ray)がいて、よく一緒にいました。
アンディ・ウォーホールが亡くなった時、彼とバスキア(Jean-Michel Basquia)の作品は絶対に価値がでると言って、ほとんどの作品を買ったそうです(アンディ・ウォーホールの日記にはスティーヴンの名前がよく登場します)。
世界の不動産王ドナルド・トランプや芸能プロモーターのジョニー・ポデル(シンディ・ローパーのエージェント)なども彼の友人です。
スティーヴンがジョニーをよんで、僕のホットドッグ・イベントのためのミーティングをひらいてくれました。
その時、ドナルド・トランプにも協力してもらうアイデアがジョニーから出たのですが、スティーヴンが却下。理由は、ドナルドは自分が表に出ないと気がすまないだろうから、今回はやめようと。

有名クラブの所有していたり、大きなイベントをつくったりと、ナイトライフのカルチャーの歴史には、欠かせない人で、多くの有名人、ゲイ、ニューハーフ、ドラッグ・クウィーン、アンダーグラウンドのスターの知り合いがいます。


僕が初めて彼と会ったのは、彼のオフィスです。

5番街にある、撤退した高島屋のあったビルの上のペントハウスを現在もオフィスの一つとして所有していて、一台で一億円以上の机がボンっと置いてある、豪華アール・デコのコレクションいっぱいの、そのまま美術館にできてしまうような場所です。

僕のホットドッグのイベントは、彼の所有するNYで最も大きなルーフトップバー、230Fifthで開催させてもらいました。その時の僕の控え室も、イス、テーブルなど彼の豪華アール・デコのコレクションがそのまま部屋になってしまったような場所でした。

優秀なビジネスマンでありながら、実はアーティストのような人で、おちゃめで、時に大きな子供のようでもあり、僕はこのバランスが大好きだったし、本当に魅力的な人。

http://www.takeru-kobayashi.com/blog/2012/02/post_811.html