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お正月の 日本対アメリカ 1

とりあえず、さっと見た感想  (途中まで) 

負けはしたけど、日本チームは大健闘だと思う。

・組み合わせ  公平
番組ではその場で決めたようにしたけれど、、実際は番組によって事前に決まっていたようなので(アメリカ選手たちからはそう聞いている)、アメリカ側が直前で対戦相手を入れ替えるような不公平はなかったみたい。

・食材 日本が有利

ハンバーグ 日本有利
これは、実はアメリカでは全くと言っていいほど食べられていない、日本で人気の食べ物。世界中の料理が食べられるニューヨークでさえハンバーグを普通にメニューに置いているレストランはまれ。アメリカ人の友達に聞いてもハンバーグを知っている人はほとんどいません。僕は食事の半分が外食だけど、これまでハンバーグがあるレストランにあたったことがないです。調べればあるのかもしれないけれど、アメリカでは馴染みのない食べ物です。はじめに食材決めてからお店探してるんだろうなぁ。でも、味に関しては、初めてのアメリカ人でも抵抗なくいけるとは思う。

ピザ ほぼ公平(少しアメリカ有利?)
日本もアメリカもチェーン店の宅配ピザが一番消費されていて、どちらにとってもお馴染みの食べ物。
ニューヨークピザを食べたことないアメリカ人も日本人も、ニューヨークピザを食べるとすごく美味しいと思うはずで、ここも公平。
今回はアメリカ選手にニューヨーカーがいないけど、人によっては食べる機会はあったかもしれない。

すき焼き丼 日本有利
アメリカ人が丼に入ったライスを食べる機会はほとんどないし、多くの人は食べ方もわからないと思う。本来、食器を手で持って食べることもマナー違反なの。
味については、特にあのタレの味は選手によってかなり苦手だった可能性がある。それと生卵は食品衛生上、法律で禁止されている州もあるぐらい、アメリカ人は食べないし、ニューヨークでもあんまりみかけない。食文化の違いが大きく出る食べ物でした。よく探してきたなぁ、この食材。

食べ物は、その場で決めてるわけではないんだから、相手がこの食材での勝負を受けたのなら、(勝つための交渉力と思えば)いいように感じる。でも、日本のテレビ番組だから、アメリカがノーと言えない状況だとすれば、今度は見てる人からはズルくみえちゃうんだろうな。

個人的な印象としては、(良い悪いは別にして)まず日本側が出場選手を決めて、(得意なものにする、不得意なものを食べさせないなど)その選手に合わせて食材を選んで、アメリカ側の答えを待つやり方なのかなっていう(第一回、二回よりは)そんな印象を受ける食材選びだった。今度聞いてみよう。

・撮影時期
去年の11月入ってすぐ。今年のニューヨークは例年に比べかなり暖かかった。Tシャツの人もいた。寒いより食べるのには適していて良かったと思う。

・メンバー選び
日本は、現在のチャンピオンと引退した選手の混合 ベストメンバーというわけでもなく、予選で選んわけでもなく、選定法が不透明。
(みてる人も、選ばれなかった選手も納得できないし、選ばれた選手は批判される)
アメリカも予選が行われているけれど、ベストメンバーじゃないので、次回があるなら、新たな選手が予選から出場してきて、両チームメンバーの入れ替えがあるはず。

菅原 対 モリー

・全体の感想
菅原さん健闘!!モリーは次に期待
最初にリードされてからも焦らずついていって、モリーを困惑させた。ジャイアント白田が評価している女性選手であることも納得。
モリーは納得いかない様子だったので次回どうかな。


・もし60分だったら、、、
結果は同じ。

菅原さんの最後の一皿は2分49秒かかっているので、このまま食べ続けてもモリーの記録に届くためには
9分ちかく必要になると思う。試合から40分弱経過した時点。ところが、モリーは、菅原さんより3皿多い状態で、菅原さんの食べるスピードとほとんど変わっていなかった。40分経過しても3皿さは埋まらない。もし、その後の20分で菅原さんのスピードがモリーを上回ったとしてもわずかだろうと思うし、逆にに差が広がる可能性もある。

と思うのは、菅原さんが胃の容量で圧倒的に優位には立っているようには見えなかったから。
一定量食べた後の、食べるスピードは胃の許容量と相関関係がある。
誰でも残りの胃の許容量の減少にしたがって、ペースが落ちるんだけど、菅原さんとモリーの差は、どちらも(食べ方を変えていないにもかかわらず)ほとんど縮まらなかった。
二人がどれほど水を飲んだのかがわからないので、はっきりどちらの方が胃の許容量が多いかは予測しにくいし、あと30分でどれだけ水飲むのかもわからないけど、同じようにいったらたぶん結果は同じ。


・今回の日本メンバーで他の誰かが勝てたか?
無理でした。菅原さんがベスト。

・今後、誰がモリーと戦うべきか?
モリー戦はあきらめて、メンバー中、最も弱い選手をあてる捨て駒作戦。or 菅原さんより胃の容量が多く、スピードのある選手(射手矢以外は見当たらない。勝負の行方はわからない)

・ジャイアント白田は?
食材によって(噛む必要がないもので、完全な容量勝負に持ち込めれば)


・戦法
菅原さん ピッチ    モリー ストライド
マラソンでいうなら、菅原さんはピッチ走法(細かく噛みちぎりながら)、モリーはストライド走法(一口が多い)
ストライドの方が、スピードはでるため、10分前後の試合であれば基本的にこっちなんだけれど、
顎や咀嚼筋にかかる負担が大きいので、短時間の試合であっても、ピザなどのかたい食べ物で、特にかたいクラスト部分はピッチで食べるのが普通。食材のパートによって食べ方は変えたい。

ピッチは非常にかたいものを食べるときに最も有効な食べ方で、それも試合時間が長いほどいきてくる食べ方(ただし水分を多めに取ることになるので、胃の容量と相談する必要がある)

今回のピザはみるからに冷めてかたくなっていたので、クラスト部分以外でもピッチのほうがいいと思う。(ピザはかたくなりやすくて、手際が悪い主催者だと結構これがおきる、、、別にテレビ東京をディスっているわけではないです)、
(僕ならストライドとピッチの間みたいな食べ方をしていたと思う)
菅原さんはストライドで食べられなかったので、ピッチに変えたように見えたけれど、結果的に良い選択だと思う。
「通常より食べにくいかたいピザ」と「食べ方の選択」が試合の流れを変えたと思う。
これが普通のピザだったら、ストライドで食べやすくなる分、モリーはもう少し差を広げたんだと思う(それでも30分ストライドで食べ続けるのはやめた方がいいと思うんだけど)。

モリーはいつも通り豪快に勝ちたくてストライドで飛ばそうとしたけれど、思うようにいかず、菅原さんがついてきて、困惑している。
戦略をかえようと考える冷静さを持てなかったのか?それとも意地になって同じ食べ方を通したのか?ストライドは、この条件下ではむいていないと気づいた後も、彼女にとってはいつもやっている方法のままの方がベターと判断したのか(食べ方をかえるリスクをとりたくなかったとか)
彼女の思惑はわからないけれど、とにかく30分もの長時間ストライドで硬いピザを食べるのはかなり凄い。結構苦痛だったと思う。というか、ニューヨークピザを30分間も二つ折りにして食べるのが狂っている。おそろしい咀嚼筋力と筋持久力。よくさいごまで顎の筋肉が動くなぁ。というか、普通、真似したら顎がダメになってる。

冷静に、自分のできる最善の食べ方を選んだ菅原さん、
ニューヨークピザを物ともせず二つ折りにして最後まで食べたモリー、
いい試合だった。


・気になる点
モリーが22皿目のピザを食べるタイム
後半ずっと1分30秒かけて食べてきていたのに、このピザだけ41秒で食べている。 
ありえない数字なので、出されたピザが食べやすかったのか、どこかで時間計測の誤差かなんかがでていて、帳尻合わせがここで行われているんだと思う。

・モリーは本調子ではなかったのか?
どっちとも言えない

体調的に調子悪かったとは、あまり思わないんだけど。でも見た目にはわからないだけで、本人が言うのだから、もしかしたらとも思う。
戦略ミスのせいで、思っていたほどスピードに乗れていなくて、不調と思い込んでいる可能性もある。
どちらにしても、
本人にとっては不本意だったとは思う。そしていい選手ってこと(勝っても納得しないのは良い事)。

・3枚差は僅差か?
差は小さくはないと思う
さっきも言った通り、その三枚を食べるために、あと9分ほど必要なわけだから、30分の試合の中で、タイム的にかなり離されているのかな、とも思う。
でも、いままでのモリー戦と比べれば、試合展開も良かったし、記録も僅差だと思う。


続きはまた

質問があったら
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この対決、後で一回見直します。