UFFOが運営するフードファイター小林尊の公式blogです。
takeru-kobayashi.com

Archive

« お正月の 日本対アメリカ 1 | メイン | お正月 日本対アメリカ3 »

お正月 日本対アメリカ2

Max 鈴木 & もえのあずき vs. ボブ & トーマス

・感想
胃の容量の差がそのまま結果にでた試合
限界と言えるほどの限界には達していないけど、余裕はなくて、だいたいみんなスピードがきれいに落ちていったので、容量差や試合の流れや結果が読みやすい試合だった。

・食材
ハンバーグ
ステーキよりかなり食べやすいけど、炭水化物よりはハードな食べ物。
見た感じはかなり柔らかそうでかたい食べ物には入らない。 (ボブがフォークで切っている。つなぎもまぁまぁ入ってる)
もしかしたら前回の餃子よりは食べやすいかも。

・力
両チームともに前回より上。
もえあずパワーアップ
谷崎→Max鈴木(大幅アップ)

デイビッド→ボブ(大幅アップ)
昨年の対戦成績 7勝1敗でボブの勝ち 記録はちょっとの差なんだけど、ボブが力をおさえて勝っているのがわかる。

トーマスが力をつけていれば、面白い試合になったんだけど。


・ボブ
子供の学費のために賞金稼ぎをしてきた選手。
ホットドッグ大会を主催していたリーグとの契約終了前に、禁止されている手羽先大会に出場して、ローカル選手として優勝。大丈夫なのか?と聞いたら、やつらも俺に支払うべき賞金を払っていないんだから、なにもいえないだろ、と言ってました。
思ったより食べなかった。
リーグから離れたので、今回番組の大会にも出場できたわけだけど、力がだいぶ落ちている。
普段ベジタリアンだと言いながら、なぜか試合では肉を食べる変わった人。
穏やかな性格なので、ハンブル・ボブ(謙虚なボブ)のニックネームだったんだけど、これだとインパクトが薄かったので、ノートリアス・ボブ(悪名高きボブ)にしてイメージチェンジをはかった。
でも、こういうとってつけたようなブランディングって、無理があるので、彼の人柄をいかしたものがいいと思う。


・アメリカのメンバー
アメリカは、オールプロから二人とフリー選手二人のチーム。
戦力強化のためには、次回モリー以外はフリーの選手になるはず。
38歳か39歳の、ある選手が出てくる気がする。
モリーがオールプロにいる理由が本当によくわからない。

一皿目 ボブは力試し?
最初ボブとトーマスが早い。ボブは二皿目から時間をかけて食べるようになっている。
日本選手二人のスピートを確認すると同時に、先行逃げ切りの第一ステップといった感じ。
飛ばし過ぎと判断したのか、二皿目からスピードを抑えている。
ボブのスピードはマックスの上(マックスが全速力だったとしても)

一方マックス鈴木はつねに一定のペース
試合開始早々、水分をとりながら食べている。最初に極端に離されたら逆転が難しくなることもわかっているので、急いでいる、だけど、もちろん全速力でもなかった。30分で自分が最も食べられるペースになるよう意識しているのか、記録もスピードの落ち方も一定で、なだらか。一回に飲む水の量も抑えめ(もっと飲めばまだ早く食べられるし、もう少し記録はのびたと思う。でも、その分体はかなりキツくなったと思う。
ハンバーグで1キロ差は大きくて、気持ち良い勝ち方だった。

ボブは20分経過から何度か鼻をかむようになっているんだけど、鼻水がでるのは寒いんじゃなくて、少しきつくなってきた時の生理的現象(もえあずが服を脱いでいるし寒くないはず)
16皿あたりからもえあずを突き放しにかかってバテた感じ。

トーマスが10分からもうダメで、一人だけ容量不足なのがはっきり出た。このころから、日本の勝利は見えちゃうので(彼の力不足のせいで)個人的にはあまり楽しめない試合だった。
全体的に戦力があがっているんだから、もうちょっと頑張らなきゃと思って見てたんだけど、一年もたたない間に、もえあずに追い抜かれた彼は内心凄く悔しかったんじゃないかと思う。次回彼が予選を勝ち抜いて来られるなら、結構力をつけているはず(たぶん他の選手に負けて本戦出場できないと思う)

・山本か?Max鈴木か?
どっちも怪物ルーキーとして話題になったので比べてみる

新人戦の記録では(容量を比較しやすいように食べやすい食べ物で) 
山本卓弥麦とろ飯7.25kg45分    Max鈴木 お茶漬け7.8kg 45分
映像見ないと、どのくらい余力を残していたのかや、どんな食べ物だったのかもわからないけど、
記録だけをみると似た感じ(麦とろ飯の方がちょっと食べにくい気がするので)

現在
今のところ山本卓弥の方が胃の容量が大きい  実力差は小さくないけど、Max鈴木は新人。あと1年でどこまで化けるか。

ポテンシャル
Max鈴木が上
彼が今後どれぐらいのびるかはわからない(最近は初出場から準備している選手が多いので判断しにくい)けど、フィジカルのポテンシャルはる。身長も高いし(射手矢より高い)、フレームも大きい。胃の容量は年齢の影響をあまり受けない(スピードは受ける)
フレームの大きさでは射手矢が異常だったぁ。かなり痩せているのに服を着るとガッチリで、痩せてるように全く見えなかった。


・もえあず
前回より着実に力が上がっている。まだ強くなりそう。

試合当日、パットから送られてきた写真
IMG_1850.PNG
IMG_1790.JPG

insta.PNG
これはパットのインスタグラムから

・パットから見たもえあずとギャル曽根
パットがギャル曽根のファンというのはテレビ用のリップサービスなところがあって、本当はあまり興味がない。ただ、会う前から知っていたのは本当。
一方、もえあずは本当にパットのお気に入り。
当日楽しそうな写真が送られてきたし、一緒にいるとよく名前がでる。ほんと好きなんだなぁ、と思った。
前回も書いたけど、パットの気持ちもわかる。
もえあず対パットは見たくない試合。